ままこな (飯子菜)

学名  Melampyrum roseum var. japonicum
日本名  ママコナ
科名(日本名)  ハマウツボ科
  日本語別名  
漢名  山蘿花(サンラカ,shānluóhuā)
科名(漢名)  列當(レツトウ,lièdāng)科
  漢語別名  
英名  
2008/07/24 長野県霧ケ峰   (草原の中に一本)

2012/08/05 茅野市北山 

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2009/08/23 岐阜県大野郡白川村   (大群落であった)

 ママコナ属 Melampyrum(山蘿花 shānluóhuā 屬)には、北半球の温帯・亜寒帯に約35-45種がある。

  M. klebelsbergianum(滇川山羅花)
四川・雲南産 『雲南の植物Ⅰ』244
  M. laxum
    タカネママコナ var. arcuatum(M.arcuatum)
本州産
    シコクママコナ var. laxum(var.brevidens;圓苞山蘿花)
         
本州(東海~中国東部)・四国・九州・浙江・福建産
    ミヤマママコナ var. nikkoense
北海道(西南部)・本州(中北部)産
    ヤクシマママコナ var. yakusimense
屋久島産
  オオママコナ M. macranthim
和歌山産
  M. roseum
    ママコナ var. japonicum(M.ciliare)
北海道(西南部)・本州・四国・九州・朝鮮産
    var. obtusifolium(鈍葉山蘿花)
湖北・貴州・廣東産
    マルバママコナ var. ovalifolium(M.ovalifolium;卵葉山羅花)
壱岐・対馬・朝鮮産
    ツシマママコナ var. roseum(var.hirsutum;山蘿花) 『中国本草図録』Ⅳ/1843
         
本州(中部・中国)・九州・朝鮮・臺灣・華東・両湖・陝甘・
         ・華北・遼寧・吉林・黑龍江・極東ロシア産
  ホソバママコナ M. setaceum(M.roseum var.setaceum;狹葉山蘿花)
         
本州(中国西部)・四国・九州・朝鮮・遼寧・極東ロシア産
    チョウセンママコナ var. latifolium(M.roseum var.setaceum f.latifolium)
    ヒカゲママコナ var. nakaianum
  エゾママコナ M.yezoense
北海道産
   
 ハマウツボ科 Orobanchaceae(列當 lièdāng 科)については、ハマウツボ科を見よ。
 「和名ハ蓋シ下脣面ニ竝ベル米粒狀白斑ニ基ケル乎」(『牧野日本植物図鑑』)。
 別の一説に、若い種が米粒に似ていることから。
 北海道・本州・四国・九州・朝鮮に分布。埼玉県では、絶滅危惧ⅠB類(EN)。
 中国では、全草・根を薬用にする。

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